言葉の行方~言葉の力を信じて~

現代文の授業では自分の考えをまとめて発言する「発信力」が求められています。その言葉を選んだことに責任を持って、しっかりと相手に届けることは、「伝える力」としても現代のコミュニケ―ションにおいて必要とされています。対話のある授業を行うツールとしてTeamsのチームへの返信機能を利用し、何人もの生徒と同時に会話することができます。またFormsクイズで諺を知っているかどうかを簡単に調査できます。

言葉の力を信じて活動している国語科教員、鈴木妙子です。マイクロソフト認定教育イノベーターの立場もさることながら、現代に生きる一個人としてSNSにおいても日常の生活の中で様々な言葉によるコミュニケーション活動を行っています。Instagramやnoteへの花言葉の紹介など、優しい言葉を身近に感じて「生きる力」を多くの人間が言葉にしてほしいと願っています。心無い書き込みや誹謗中傷ではない良い言葉を届けるツールが身近にありながら、孤独な現代人はマイナス面に目を向けてSNSでの繋がりを怖がる人もいます。Teamsのチャット等のやり取りを生徒たちと行う中で、誰かに褒められたり励まされたりするのは心からの言葉であることに気づいた彼らが、この日本社会の「アンサングヒーロー」に育つことを心から願っています。

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